UTMFの後のカラダ

4/22のUTMFから1ヶ月経ち、ようやく体調が戻ってきました。
1週間ごとに疲労が取れて、最近は2時間のトレーニングができるようになりました。

4/24にUTMFをゴールしてから大腿前側の筋肉痛が取れるのに、なんと10日！
歳のせいなのかこんなの初めて！
あまりに強い筋肉痛でストレッチさえ出来ない上に、数日間の起床時の体のダルさはハンパありませんでした。

ゴール後6日目に10㎞のランニングに出てみました。
家を出てすぐに体全体が鉛のように重く「これはとても走れない」
ダルさと不快感のため半分で引き返して6㎞で終了。
その日はその後もドーンとダルさが抜けませんでした。

血中のCPK(クレアチニンキナーゼ)は正常値の数倍に跳ね上がっていたと思います。
CPK は筋肉が壊れると血中に出てくる酵素。
2014年UTMBの3週間後の人間ドックで、CPKの異常値で病院から電話がかかってきたほどです。
その時は完全に疲れが抜けるのに約2ヶ月かかりました。

今は日常の体のダルさは消えたもののトレーニング中のダルさはすぐに出ます。
歳を考えると2ヶ月以上かかるかも知れませんね。

話は変わってシューズの試し履きをしました。
アシックスの『マジックスピード』
マラソン用の勝負シューズです。

アシックスのカーボンプレートが入っているシューズで、低いクラスのモデルです。
上のクラスに『メタスピード』など上位モデルがありますが、私のレベルでは履きこなせないと思いこのクラスにしました。

それと写真のインソール、衝撃吸収材ソルボセインを使った『ソルボアスリート』を入れました。
着地衝撃から脚を守ってくれるのと、疲労を溜めないために使っています。
走り始めた35年前からこれ一筋、丈夫でヘタレない所も信頼できます。
院長のオススメ！(当院で扱っているので是非使ってみてください。)

マジック・スピードは2月に買ったのですがトレイル練習ばかりで試し履きができませんでした。
足を入れると、包み込まれるようでいい感じ。
①走って最初に気づいた点は『とてもクッション性がある』こと。
クッション性は着地で足がブレて頼りなさを感じるものですが、このシューズはありませんでした。

②は『着地ポイントが違う』という点。
私の着地は踵から着くヒールストライクですが、このシューズは足底の真ん中部分での着地を求めてくる感じ。
＜踵着地→つま先蹴り出し＞の足裏の転がりを防止しているようです。
これは接地時間の節約になりスピードアップに繋がりそうです。

③は『ポンポン跳ねるような感じ』
これがカーボンプレートの効果なのかも。
推進力にする筋肉を使えればタイムを上げられるかも知れません。

カーボンプレートの元祖、ナイキの『ヴェイパー』はそれまでと違う場所の筋肉痛が発症すると言われます。
シューズが筋肉の使い方の変更を要求してくるようです。
マジック・スピードもたぶん体の使い方の変更を求めてくると思います。

本番のレーススピードで走るとまた別の事に気付くかも知れません。
以上、20㎞ジョグでのマジックスピードの感想でした。

20㎞ランの前日、ローラー台で2時間の自転車トレーニングをしました。
ようやく2時間ハードに乗れるようになり、平均時速35㎞で走れるようになりました。
そして翌日の20km のランは最初から脚が重く、ずっとジョグでした。
前日のローラー台のせいならば、まだ二日続けてハードに出来ないようです。

さて、先週・先々週のブログをお届けできませんでした。
理由は、今年の秋に出版する本の原稿を書いていたから。
これまで走った『世界最高・最も過酷なレースの面白エピソード』と『痛くない体の使い方』を載せる予定です。
まだ題名も決まっていませんが、どうぞご期待ください。

【先週のトレーニング】
05/16(月)：休　み
　　17(火)：ウエイトトレーニング
　　18(水)：休　み
　　19(木)：①ラン:10,1㎞／1時間16分31／7:31/㎞　②バイク:スピニング30分
　　20(金)：休　み
　　21(土)：バイク:ローラー台120分/平均時速30,2㎞/瞬間最高45,4㎞、②ラン:6,2㎞／43分11
　　22(日)：ラン:20,0㎞／2時間06分31／7:31/㎞

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