板橋シティでワースト

3年ぶりのフルマラソン。
人生初めてのペーサーに着きました。
「ペーサーに着けば楽に3時間30分は切れるだろう」という安易な思い込み。

スタート直後から、ペーサーの真後ろの位置取り争いが始まる。
後半の疲労状態で落ちて行くことを考えれば、最初から真後ろの最適な位置を取りたい。

私の位置はペーサーから4列目辺り。
道幅やカーブで微妙に位置が変わります。
特に、エイドで水を取る間にペーサーから随分離れます。
追いつくのにペースアップするのは大きな負担になりました。

予想よりも早く、20km過ぎ辺りから脚が重くなり始める。
どこまでもつかと不安になります。

25kmまでは着いて行こう、30kmまでは着いて行こう、35kmまでは着いて行こう・・
しかし30㎞過ぎ、エイドで補給後の離れた距離が詰められない。

33kmから気持ちとは裏腹に、ペーサーのグリーンの風船から次第に離れ始める。
「ここで諦めたらキロ6分台に落ちる。ズルズル落ちてサブ4ぎりぎりになるだろう」

私はBブロックスタート。
すでに多くのCブロックの選手に抜かれている。

そこで、抜いて行くCブロックの選手に着いて行く作戦をとる。
その選手から離れると次の抜いて行く選手に着く、を繰り返す。

35㎞過ぎ、幸いエイドで水を被ると体が軽くなります。
目的は『3時間30分グループ』から1km(5分)以内でのゴール。

心理的な作戦も試す。
笑顔を作ると脳は楽しいと感じる、との事。
それならと笑顔を作ってみる。
・・でもきつい。

「これは本当は辛くないのではないか」
客観的に見るために「辛いと感じている自分がいるんだなあ」と思ってみたりする。

なんとかまだ心は負けていない。
「前の選手に追いつこう」という気持ちが残っている。

40kmを過ぎるとスパートを始める選手が出てくる。
私は41kmからペースを上げる。(気持ちだけ？)

42kmからの200mは全力疾走(？)すると、僅かながらスピードが上がる。
なんとか心折れないままゴールゲートをくぐる。

タイムは3時間32分47。
下げた目標の3時間35分以内はクリア。

とりあえず次に繋がる走りはできたようです。
サブ3.5ができなかった理由はただ一つ。

『そういうトレーニングをしなかったから。やりたくない練習をしなかったから』
この2年間、100㎞や250㎞、100マイル(160㎞)のトレランの超ロングばかり。
ウルトラにスピード練習はいらないと思い込んで、キツイ練習を避けていました。

やはりサボった距離は裏切らないようです。
まだまだ歳のせいにはしないぞ！

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【先週のトレーニング】
03/13(月)：休　み
　　14(火)：ラ　ン：10,3㎞／1時間01分40／5:59/㎞
　　15(水)：ラ　ン：10,0㎞／1時間02分12／6:12/㎞
　　16(木)：ウエイトトレーニング
　　17(金)：休　み
　　18(土)：休　み
　　19(日)：【板橋cityマラソン】42,195㎞／3時間32分47／5:03/㎞

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