10月11〜12日、トレイルレース『ハセツネ』を走りました。
東京・奥多摩の山中71.5km/制限時間24時間で走ります。
タイムは15時間26分17秒(ネット)
昨年2025よりなんと約90分も短縮できました。
今回学んだ「7つの成功要因」をお話します。
当日は晴れて少し暑く『水分補給』が大きな課題
ハセツネにはエイドステーションがなく
補給は『CP2・月夜見42km地点』で貰える水かポカリ1.5Lのみ。
そのため、水や食料を全て持って走らなければならない。
ハセツネのコンセプトは『世界最高峰へのアタックのシミュレーション』
山の中にはコンビニも自販機もない。
生還のためには、必要な食料や装備を自分でもって走る
私は過去の苦い経験から水を3L持った。
胸に500mlを2本、背中に2Lの合計3L(これがけっこう重い!)

【勝因1】スタート直後に頑張らない
午後1時スタート!
最初のテーマは「序盤で頑張らないこと」
昨年の失敗はスタート直後に前の選手に着いて行ったこと。
その結果、後半に脚が残らず走れなくなった。
体調が良かったにもかかわらず、前年より約1時間も遅かった。
今年はマイペースを徹底、抜かれても気にしない
ところが、そこはボリュームゾーンのため10km手前まで断続的に渋滞が続く
『21㎞地点浅間峠』まで行列が続いた。
午後5:30ヘッドライト点灯
『21㎞地点CP1浅間峠』通過は4時間38分(午後5:38)
予定より8分遅れ、でも焦らず進む。
浅間峠を過ぎると集団がバラけ始める
前後に誰もいなくなったり、速い選手が追い抜いて行ったり。
【勝因2】呼吸の『吸う』を伸ばす
普段は「ハッ・ハッ(1歩で吐く)/ス〜(1歩で吸う)」のリズム
今回は吸う時間を2倍に伸ばして「ス~~~」と深く吸った。
これが大正解!
取り込む酸素量が格段に増える
離れかけていた前の選手に着いて行けるようになる。
改めてO2のありがたみを実感。
でも前の選手は「なんてうるさい呼吸をするヤツだ」と思ってただろ~な~。

【勝因3】下りの「爪先着地+大股下り歩行」のハイブリッド走法
私は下り坂が怖いため遅い
①急坂・滑る坂は爪先着地
全体重を乗せずチョンチョンチョンと降りる
爪先着地で転倒リスクを大幅軽減。
② 緩い斜面は大股歩行
危険の少ない緩斜面は大股歩行でスピードアップ
股関節を使うのがコツ
着地衝撃が少なく疲労が溜まりにくい
この2つを状況で使い分けた事で後半に脚が残ったと感じます。
【勝因4】時間を決めて食べる
私はレース中あまり空腹感を感じないタイプ
疲労で食べる事自体が面倒になり、十分に食べない事が多かった。
このためにすぐ眠くなっていた。
そこで今回は空腹でなくても、時間を決めて食べるようにした
その結果、脳のエネルギーが切れず眠気も全くなかった。
中間地点の『三頭山36㎞地点』も休まず通過
疲労はあるものの、まだ余裕がある。
『42㎞地点CP2・月夜見』到着が8時間57分(午後9:57)
予定の9時間を切っていて順調。
ここでポカリ500mlを3本もらう
1本を飲み干し、2本を胸のフラスクに入れる。
パンを食べながら、暗くなったヘッドライトの電池を交換する
そして秘密兵器のサプリメントを摂る。

【勝因5】イミダゾールジペプチド+カフェイン
そのサプリが『イミダゾールジペプチド&カフェイン』
渡り鳥の持久力の源であるイミダゾールで脚を復活させる。
さらにカフェインで脳を覚醒させる。
月夜見の滞在は9分。
補給と準備を済ませてスタート!
御前山の途中、一人の選手が私の後ろにピタリと着いて来る。
「お先にどうぞ」と言うと驚く返事
「ライトが充電切れなんです。予備ライトも充電切れで予備電池もありません」
「着かせてほしい」と言う。
どうやら私の遅いペースが丁度いいらしい。
話を聞くと「フルマラソンは2時間40分でハセツネは初参加」という実力者
大岳山の登りまでは私の明かりで何とか進めたが、下りはさすがに危険
私の予備ライトと電池を渡して別れる。
その後『綾広の滝56㎞地点』で湧き水を補充する
これでゴールまで水の心配はない。
平地を走るが、もはや走りになっていない
疲労のため足が上がらず、大股で早歩きをしている状態。
多くの選手たちが勢いよく抜いていく。
『58㎞地点CP3・御岳山』12時間54分(午前1:54)
去年はここからほとんど歩いてしまった。
日の出山までの、長くてきつい階段を上って山頂を通過
ここから金比羅尾根11㎞を走り切れるかが勝負。
去年はここからほぼ歩いたが今年は違う
疲労はあるものの、いつもの脚の激痛がない
痛みがなければ下りのスピードが落ちない。
【勝因6】下り4km全力走(耐衝撃性)
レース20日前の『飯能アルプス41㎞練習』
その最後のロードの下り4㎞で全力疾走を敢行
5日間激しい筋肉痛が続いたが、この練習で脚が鍛えられた可能性あり
本番の着地衝撃に耐えられる脚になったのかも。

【勝因7】リライブシャツ&構医アスリートメンブレン
今回もリライブシャツとパンツも着用
疲労を軽くし長時間のレースでも最後まで走れる状態を維持してくれる。
もう一つが「構医アスリートメンブレン」
メンブレンは走りながら疲労を取ってくれるテープ。
最近、ハードなランニングや自転車の練習で太腿裏側の内側『半腱様筋・半膜様筋』をよく攣る。
今回はふくらはぎと太腿裏側の内側にメンブレンを貼って走った。
結果は足が攣り全くなし。
金比羅尾根(11km)を何とか走り、住宅街に入っても走り切ってゴール!
15時間26分17秒(ネットタイム・午前4:26)
昨年より約90分短縮。
久しぶりに夜明け前の暗いうちにゴールができた。
膝・腰の痛みもなく集中力も切れなかった。
66歳でも条件が整えばまだ走れる
まだまだガンバリます!

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【先週のトレーニング】
10/05(月):休 み
06(火):ウエイトトレーニング
07(水):ラ ン:10.07㎞/1:04:58(6:28/㎞)
08(木):ワールドウイング(動き改善)
09(金):休 み
10(土):休 み
11(日):ハセツネ:15時間26分17
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