3/20の左膝半月板損傷から4週間経過。
4/22スタートのUTMFの使用に耐えられるかどうか、左膝の耐用実験をしました。
【ここまでの経過】
3/20の受傷から2週間は脚を使うトレーニングは全て禁止。
症状が軽減した3週目から下肢のウエイトトレーニング開始。
受傷後22日で日常生活の痛み・違和感はゼロ。
半月板損傷を確認するマクマレーテスト行うと陰性。(ヤッター❗計画どおり)
それでも安全のために、あと6日間走りませんでした。
これは微細損傷がある場合、長時間走やダッシュで微細損傷の傷が大きくなる可能性があるため。
目的は「最良の状態でスタートラインに立つ」ため。
ここまで順調に来たので、ここで慌ててぶっ壊しては元も子もありません。
そして28日経過した4/17、UTMFで使えるかどうかの左膝の耐用テストを行いました。
【目 的】
165㎞/45時間制限のレースに左膝が耐えられるかのテスト。
脳は危険を感じると、痛みや疲労を作って運動を止めさせようとします。
脳を辛い状態にして、脳が作った痛みか半月板の痛みかを判定します。
【前 提】
脳の生存にとって血糖と酸素は最重要です。
脳は低血糖・低酸素状態になると、自身の安全を守るため血糖と酸素を確保しようとします。
筋肉がそれらを消費するので、痛み・辛さ・疲労を作って運動停止か運動強度を落とそうとします。
今回わざと低血糖状態にして、脳が左膝に『幻の痛み』を作る条件を作ります。
脳が作った痛みなら、運動中止すると痛みは消え、消えない場合は半月板損傷の痛みと考えます。
この判定方法で半月板が修復しているかを確認します。
【方 法】
夕食から13時間経過し、朝食をとらず室内自転車練習台(ローラー台)で2時間/距離60kmを走行。
これで血糖値を枯渇させます
その後、低血糖の状態で屋外でランニング10km・約1時間走る予定。
【実験中の経過】
前日も行ったローラー台練習2時間の疲労が残っており、当日は疲労状態でローラー台開始。
最初の1時間の平均速度は、疲労が残っているため平均時速27.8㎞。
後半1時間を、時速32～35㎞で走る事で、終了時の平均時速30.1㎞に上げて終わる。
かなり疲労状態のまま、野菜ジュースを一杯飲んでランニングスタート。
距離2.3 kmで左膝の痛みが出る。
想定していたものの一瞬慌て、歩いて帰るか迷う。
歩くとすぐに痛みが消えたので脳が作った痛みと判断する。
500m ほど歩いて痛みが無い事を確認してランニング再開。
痛みが出ないため安心して10 km 走り切る。
【結 果】
トレーニング後も痛みが無かったので完治と判断しました。
【考 察】
レース中低血糖・低酸素状態状態になると、脳は痛み・疲労を作ってレースをやめさせようとします。
痛みの場所は故障している所や、数年前に故障していた場所などです。
レース中左膝に痛みを感じたら、本物の痛みか脳が作った痛みか迷います。
この迷いはレースにとって大きなハンデになります。
その迷いを出さないための実験でした。
半月板損傷は通常6から8週間かかるため、3週間の治療期間では不安が残ります。
UTMF中間違いなく脳は痛みを作りますが、今回完治を確認した事は大きな自信になります。
後はレース中に脳が作った痛みに迷わないこと、そして再受傷しないように注意します。
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UTMFとは、富士山の周囲165㎞を45時間制限で不眠不休で走破する過酷なトレイルレースです。
4月22日(金)・(私は)第３ウエーブ・午後3:00スタート→→4月24日(日)昼12:00までにゴール。
ゼッケンナンバー・1236（ピカチュウ・キャップをかぶって走ります。）
どうか応援よろしくお願いします。見かけたら声かけてね(^_-)-☆
今回、レース開催を決定して下さった福田六花さんとスタッフの方達に御礼申し上げます。
また万全の準備をしてくださった、多くのスタッフ皆様にも感謝いたします。
ご迷惑をお掛けしないよう十分注意して走らせていただきます。
心からありがとうございます。
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※【リライブシャツ】取り扱っています。
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サイズ：シャツ（Ｓ・Ｍ・Ｌ）/メンズパンツ（Ｍ・Ｌ）/レディースパンツ（Ｓ～Ｌ）
【先週のトレーニング】
04/11(月)：休 み
12(火)：スイム：2,0㎞
13(水)：歩 き：10,1㎞／1時間20分39／７:57/㎞
14(木)：バイク：スピニング30分
15(金)：スイム：2,0㎞
16(土)：バイク：ローラー台120分／60,66㎞／平均時速30,3㎞／瞬間最高時速51,3㎞
17(日)：①バイク：ローラー台120分／60,28㎞／平均時速30,1㎞／瞬間最高時速53,6㎞。②ラン:10,1㎞／1時間16分31／7:31/㎞
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