10/9(土)は『ハセツネ・日本山岳トレイルレース』の予定でした。
ハセツネは奥多摩の山々71,5㎞を24時間制限で走る耐久レース。
しかしコロナで中止になったため「じゃあいいよ!自分でやるから」
という訳で『一人で勝手にハセツネ』を走る事にしました。
その終盤がとんでもないアドベンチャーに…
9日朝5:50、五日市駅駐車場をスタート。
本来レースのスタート時間は午後1時。
これは、トップ選手でも必ず夜間走行をさせるため。
理由は、主催者『東京都山岳連盟』のハセツネのコンセプト。
エベレスト等の登頂アタックは時間が掛かるため、夜間行動が絶対必須。
ヘッドライトを点けて夜間行動の経験を積ませるため、だそうです。
さて、私の予定時間は16時間、夜10時ゴールの予定。
スタート会場・五日市中学を横目に見つつ、今熊神社に向かいます。
レースや練習で何度も来ているのに、前半の山中は必ず道に迷います。
案の定、山に入ってすぐ二股分岐路で迷います。
偶然、通りがかったランナーに教えてもらって助かりました。
(そのランナーはあっという間に走り去ってしまいました。スゴイ!)
少し肌寒い10月の涼しさ、なのに登坂になると大汗が滝のように出ます。
「しかし、走り出したばかりなのに、この足の重さはなんなだ!」
前回ブログで、コロナワクチンの接種で体調が落ちるかも…と話しました。
この日は2度目の摂取から2週間目なので、影響はバッチリあるはず。
それとも歳のせいなのか…
ハセツネコースは、毎回序盤の15㎞位が一番精神的にキツイ。
コースがキツイため10キロ位進んだつもりでも、まだ4~5キロ。
仲間と走っていても、この区間はみんな無口になります。
今回は、前に見え隠れするランナーを追っていたためあまり気にせず。
すんなり『第1関門・浅間峠/22,6㎞地点』を4時間20分で通過。
予定は5時間だったので、貯金が出来ました。
(時計が電池切れのためデータ無し。記憶です。)
第一関門・浅間峠
ここを過ぎるとかなり気が楽になります。
しかし頭の中は「一周せずに、中間点の都民の森でやめてバスで帰るか。」
バスは1時間に1本、最終が4時45分。
「まあ、行ってから考えよう。」
コース最高点・中間点の『三頭山みとさん/約35,5㎞地点』まででヘロヘロ。
脚はどんどん重くなり、意識して呼吸して酸素を送ります。
山頂を過ぎると多くのハイカーに挨拶をして鞘口峠に向かいます。
鞘口峠でコースを外れ『都民の森/約37㎞地点』へ降りて、水分補給と昼メシです。
三頭山手前で、節約していた水を全部飲み干したので補給は必須。
持参した水は背中に2ℓ、胸にマルトデキストリンを2本(計1,5ℓ分)。
脱水具合は、拳を握ってむくみ具合で測ります。
けっこう脱水状態です。
三頭山手前
『都民の森/約37㎞地点』到着7時間15分、予定より早い。
自販機でスポーツドリンク3本・麦茶1本・水2本購入。
ハイドレーションに補給しながら、持参したパンを食べます。
15分程の仮眠をとる予定が、寒くて寝られず。
前半で強い睡魔が2度ほどあったため。
代わりにう〇こをして鞘口峠からコースに復帰、8時間30分経過。
鞘口峠~都民の森~鞘口峠までで1時間15分滞在、15分オーバー。
都民の森を過ぎて第2関門・月夜見の駐車場(42㎞地点)の手前
食べて出して眠気もなし、体調・気力とも万全。
後半に残り7時間30分はかからないはず…
ところがこの後、とんでもない事に… (後半に続く)
【先週のトレーニング】
10/04(月): ラ ン:6,1㎞/39分00/6:21/㎞
05(火):ウエイトトレーニング
06(水):ラ ン:10,0㎞/1時間04分32/6:26/㎞
07(木):休 み
08(金):休 み
09(土):ラ ン【ハセツネ】71,5㎞/17時間12分
10(日):休 み
ふく山接骨院のホームページ 【構造医学 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】
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