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東京グレートレース・250㎞走りました

プロフィール

11/4.5.6(金土日)『東京グレートレース・250㎞/48時間制限』走りました。

長~い43時間40分で何とか完走。
いっぱい迷子になりました。
でも楽しかった!


玉川上水で、真っすぐ行くべき所を曲がったり。
五日市街道で、曲がるべき所を真っすぐ行っちゃったり。
地元の人に聞いたら、2㎞余分に走ってるので3㎞戻らなければならなかったり。

【スタート高尾・東京】→檜原村役場→あきる野市・田村酒造(44.5㎞)→玉川上水沿い→高井戸駅→下赤塚・光が丘公園(86.3㎞)→赤羽→荒川沿い→葛飾区・水元公園(122.2㎞)→葛西臨海公園(145.6㎞)→銀座→品川→多摩川沿い→多摩センター駅(210.1㎞)→八王子→【高尾ゴール/250.7㎞】

井の頭公園では、指定された看板が見つからず右往左往。
下赤塚・光が丘公園(86.3㎞地点)では、エイドが見つからず泣きながらウロウロ。


原因は『キョリ測』アプリが現在地を表示しないため、紙の地図を見て走ったから。
地図上の現在地を読み間違えると、あさっての方向へ進みます。
迷子の距離を足すと、確実に10km弱は余分に走ってます。

仕方がないので『コバンザメ作戦』
道がわかる人にくっついて行きます。

『川の道・512㎞』の常連・水戸のサトーさんとご一緒させてもらいます。
荒川の土手で、川の道の走り方やエピソードたくさん聞きました。
しかしペースが違うため、サトーさんとは永代集会所(154㎞地点)で別れることに。


そしてペースが合ったのはクミちゃん。
美人さん♡で、ちょうどいいペースで走ってくれます。
クミちゃんとは『スエフサ理論』を実践しながら走りました。

スエフサ理論は、2016年スパルタスロンで私の師匠である末房氏が授けてくれた走り方。
コリントス(80㎞地点)で、リタイアしかかっていた私を復活させた考え方です。

スエフサ理論は「50歩歩いて・100歩走る」という『50歩100走法』です。
疲労が無くても戦術的に歩きを入れる事で、脳に疲労を感じさせないように管理します。
脳を安心させる事で、苦痛を作らせないようにコントロールできます。


品川を過ぎて、川崎手前から多摩川を上ります。
午後1時過ぎ、暖かいポカポカの土手の上、突然眠気が襲います。
くみちゃんも眠いとのこと。

私はベンチの上、くみちゃんは芝生の上で20分の仮眠。
リュックを枕に目を閉じたとたん爆睡!
ちょうど20分で目が覚めると「ここは何処?何してたっけ?・・あ!」


二人ともこれで復活、トットコ進みます。
土手を進んでいるうちに日が落ちて真っ暗になり、さらに土手を進みます。

府中市で川を離れて多摩市に向かいます。
すでに200km走っており、私のメンタルが崩れ始めます。

実は、このレースの4日前(10/31)から下痢が続き、3日前はトイレに通う事10回以上。
前日はまだ少し緩い状態で、スタート初日でギリギリ治りました。
しかし初日夕方から再び不調が始まり、レース中は合計4回トイレに行きました。

疲労とお腹の不調で歩きが増えて、進む速度が遅くなります。
寒さは昨日よりも強く、昨日は着なかったウィンドブレーカーを着ます。


八王子を過ぎて高尾駅前まで約11㎞が長いこと長いこと。
午前3時過ぎ。
いよいよ終盤、高尾駅からは9kmの急な登り。

240km進んできた体で、ここをどれくらい走れるかが最後の勝負。
ここまで不甲斐ない走りの私も最後のパワーを振り絞ります。

登り坂でもペースを落とさず、30歩走って40歩歩く。
深夜の寒さの中、自分に負けることなく走り切りました。

午前4時40分、43時間40分でゴール。
ヘロヘロながら楽しかった長~い3日間が終わりました。


・125人申し込み
・93人スタート
・完走63名
・完走率67.7%
私とクミちゃん順位23位・24位
ヘロヘロの割にかなり健闘したようです。

主催者の高橋さん、少数精鋭のスタッフの皆様、どうもありがとうございました。
サトーさん、クミちゃん、参加選手の皆さん、三井田アキちゃん、大変お世話になりました。

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