『川の道』は〈東京新木場→長野県小諸→新潟市の海〉まで走る513キロのウルトラマラソン。
4/30～5/5、私はこの荒川を遡り→千曲川/信濃川を下る旅を走りました。
その時感じたあれこれをお話する後編です。
〈シューズ〉
踵部外側が少し擦り減った古いシューズを使用。
4日目になると踵の擦り減りで、靴底がガタガタ。
信号待ちで体が傾き、疲労で真っすぐ立てずフラフラする状態。
ゴール後に、お世話になったお礼を言って廃棄しました。
〈天候〉
6日間がずっと晴れる訳もなく、雨は想定内。
気温の低下も予想通りでも、暑さは予想以上でした。
＊初日4/30：薄曇り。少し蒸し暑い。
＊2日目5/1：夜通し走った朝8時『第1RS・両神荘』手前から雨が本降り。
睡眠をとってスタートする14時も本降り。
＊3日目5/2：深夜2時に雨は上がり、その後は走りやすい気温。
夕方『第2RS・小諸グランドキャッスル』に到着。
＊4日目5/3：朝2時RSスタート、寒いが走ると調度いい気温。
長野市・善光寺では晴れて暑くなるが、日が落ちて22時過ぎから寒くなる。
＊5日目5/4：深夜～早朝はかなり寒く、止まると体が固まる。
朝5時半、寒い中『第3RS・津南町三箇小学校』到着。
食事・風呂と睡眠をとり午後2時スタート。
日中は暖かい陽気で、約10時間すべて歩きで進む。
夜間は涼しく快適、歩きやすい陽気。
＊最終日5/5：ピーカンで熱暑、日傘が無いと大きく体力を消耗する。
日が傾いて日傘がいらなくなる夕方5:40頃ゴール。
〈マメ〉
明らかに対策不足で大いに後悔してます。
雨のため、両足に約10個のマメができる。
つぶさないままテーピング『トルデジアン巻き』を実施。
これは大いに痛みを軽減してくれた。
しかし、眠くなると痛みが強くなる。
これは脳が疲労のため、運動を停止させるため苦痛を増大させたと思われます。
寝て起きると痛みは大幅に低下する。
マメを作らなかった選手は、小まめにシューズを脱いで予防クリームを塗ったとの事。
また、マメ防止の靴下等多くのアドバイスを頂いたので試してみるつもりです。
多くの貴重な情報をありがとうございました。
〈トラブル〉
財布を落としました。
現金1万円・クレジットカード・保険証コピーの入ったビニールケース。
レース終了3日後、佐久警察署より連絡あり。
ドラッグストアにて落とした模様。
何も失わず戻りました。
日本は本当に素晴らしい国です。
拾って頂いた方、お店の方、佐久警察署のご担当の方、どうもありがとうございました。
〈感 想〉
人生最長距離の513㎞
スパルタスロンともトルデジアンとも走り方が違う
正直、本当に辛い旅でした。
川の道はレースではなく旅なんです
そして、スタッフや選手達と、6日間一緒に過ごすと家族になります
これまでの海外レースにこの感覚ありませんでした。
日本人としての温かさ、思いやり、同じ目的を目指す共感、何とも言えない安心感。
スタッフや選手、私設エイドの方達の顔を見ると何故かホッとする。
だから皆んな『川の道』に帰ってくるんだと思います。
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【先週のトレーニング】
06/03(月)：休 み
04(火)：ウエイトトレーニング
05(水)：ラ ン：10.44㎞/1:02:50・6:02/㎞
06(木)：ラ ン：12.40㎞/1:19:38・6:26/㎞
07(金)：休 み
08(土)：スイム：2.0㎞
09(日)：バイク：ローラー台60分/33.07㎞・平均33.0㎞／最大瞬間65.9㎞/h
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