これまで膝の痛みの原因は「加齢・体重増加・使い過ぎではありません」とお伝えしてきました。
本当の原因は『仕組みと違う動きによる膝関節のバランス異常』です。
レントゲンやMRI画像に、体重増加・使い過ぎ は映らないし『 バランス異常』もほぼ見えません。
ケガの画像を除けば、唯一確認できるのは『加齢・老化』による『骨棘』や『関節裂隙の狭小化』
([かんせつれつげき]と読み膝関節のすき間が狭くなっちゃった、という意味)の画像です。
今回は 『骨棘 』ついて整形外科的考え方&構造医学的考え方の違いをご説明します。
☆骨棘:お年による変形で『大腿の骨・すねの骨』の内側・外側に棘が出ます。
・整形外科的考え方→「出っ張ってる部分が周囲の神経を刺激して痛みを作ります。」
確かにトンガッていて見るからに痛そうです。
・構造医学的考え方→関節面を広げて圧力を分散しようとする反応。
膝関節面が合っていないため、一部分に荷重応力が集中するので痛みを作ります。
そのため、集中する部分の面積を広げて応力を分散して痛くないよう守っている形です。
横から見ると尖っていて痛そうですが、上から見ると僅かですが面積を広げています。
ハイ!骨棘はあなたの膝を守る『正義のミカタ』なんです。
だけど、見た目がブサイクだから悪役にされちゃう可哀相なヤツです。
毎度同じで申し訳ありませんが、やっぱり膝の痛みを取るには『身体の仕組み通りの動き』です。
『正しい立ち方・歩き方』です。
まず『正しい立ち方』で体幹を決めてください。
そしたら次は『正しい歩き方』です。
歩き方で一番大事なのは『つま先上げる!』です。
バランスを崩した関節面が、だんだん整っていきます。
ご自分で整えるのは時間が掛かりますが、根気よく諦めずに。
①40歳からのウルトラマラソン・チャレンジ【第1回】『正しい立ち方』
②40歳からのウルトラマラソン・チャレンジ【第2回】『正しい立ち方&正しい重心位置』
④40歳からのウルトラマラソン・チャレンジ【第4回】『歩かないで歩く練習』
【先週のトレーニング】
08/09(月):休 み
10(火):ラ ン:10,2㎞/1:09:23/6:48/㎞
11(水):ラ ン:10,0㎞/1:04:23/6:25/㎞
12(木):ラ ン:12,3㎞/1:18:51/6:22/㎞
13(金):休 み
14(土):バイク(ローラー台):90分/距離53,63㎞/平均時速:35,6㎞/瞬間最高時速:70,1㎞
15(日): バイク(ローラー台):90分/距離47,58㎞/平均時速:31,6㎞/瞬間最高時速:54,0㎞
☆神経系は崩れた動きを記憶してるので『正しい立ち方・歩き方』に変えるには時間が掛かります。
早く整えたい方は是非ご来院ください。あなたの動きに合わせた『修正法』をお教えします。
詳しくはふく山接骨院のホームページをどうぞ。
【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】
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