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アスリートの1つの条件

プロフィール

根拠の無いプライドを持つ人達…
『痛くても痛いと言えない人達』がいます。

私の所は接骨院なので、様々な痛みを持つ患者さんが来院します。
その中に、痛みの確認をしている時、迷ってなかなか答えられない方が居ます。
私:「ここは痛いですか?」
(あれ?これは痛いのかな…)という表情をして答えません。

確かに、ごく軽い痛みは迷ったり、比べてやっと分かる程度の軽い痛みもあります。
そういう時、一つの基準を伝えます。
私:「【これは痛いのかな?】と思ったら痛いんですよ。痛くない時は【痛くない。】ですから。」
とか「痛くない反対側と比べてみてください。」と伝えます。

確かに、たまたま痛みが確認できない事もありますが
しかし「これ、絶対痛いはずなんだけど。」
と思うような時でも「痛くないです。」と言う方が居ます。

この時、彼(女)らは『プライドのフィルター』をかけています。
「私は完璧なんだから痛みはない!」
「痛いと言ったら負け!我慢できるんだからこれは痛くない。」
という感じの方がいます。

そもそも、痛みがあるから来院しています。
答えられない時間は無意識で「痛くない。」と答えるため基準を動かしている時間。
始めに「痛くない」の答えありき。(無意識にやってる方もいます。)
その答えに合わせるために、痛みの基準を下げて納得するための沈黙の時間です。

そして、折り合いがつくと「…痛くありません。」と答えます。
これはチョット危険。

私:「じゃあ、この感じを覚えておいてください。」(痛みを誘発するテスト)
施術の後、再度同じテストで確認すると
「あ、痛くない。」と言う人や「さっきと変わりません。」と言う人。

「あ、痛くない。」と言う人は、「この状態と比べると、さっきは痛みがあったんだ。」
と、フィルターが外れて本来の基準に戻った人。

「さっきと(痛くなく)変わりません。」と答える人達
どう考えても痛みがあるはずなのに、痛くないと答える人達
この人達は、感覚を【知覚鈍麻レベル】に落としている。

この人達は、フィルターの麻酔をかけているので、事実上痛みはかなり軽減しています。

しかし他人ではなく、自分一人の時に確認すると「やっぱり痛い!」
フィルターをかける必要がないため本来の痛みを感じます。

そんな時は、お家で軽減した事を自分で感じ取ってもらうしかありません。
施術で、次第に変化を感じる内に『プライドのフィルター』は消えて行きます。

『痛みの基準を下げて納得する方法』を覚えると、結果として無理をします。
小さな火種を見落として、大火事にしてしまいます。

『良い動き』も『悪い動き』も気付く事ができません。
1,『良い動き』に気付けないと上達しません。
2,『悪い動き』に気付けないと故障やケガをします。

私:「研ぎ澄まして、自分の身体の小さな『ささやき声』を聞いてください。」

アスリートの一つの条件…
☆『自分の身体の小さなささやき』を聞き取れるかどうか

【先週のトレーニング】
11/22(月):休 み
  23(火):ウエイトトレーニング
  24(水):ラ ン:10,03㎞/59分07/5:53/㎞
  25(木):ラ ン:10,06㎞/1時間00分34/6:01/㎞
  26(金):ラ ン:10,01㎞/58分01/5:47/㎞
  27(土):ラ ン:10,05㎞/ 1時間01分33/6:07/㎞
  28(日):休 み
  
ふく山接骨院のホームページ 【構造医学 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】

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