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今年は走れる幸せ

プロフィール

去年の夏は怪我で走れませんでした。
4月9日にランニング中に転倒し、左肩の腱板断裂をしました。
4月末に手術を受けて3ヶ月の安静固定。
とにかく痛かった。

6月のトライアスロンには出られず、悶々とした日々でした。
今まで続けてきた、走り回る生活ができない不自然さの戸惑い。
変化を受け入れていく自分が不思議な感じでした。
人は結構すぐに環境に慣れていくものですね。

走れない不満と焦りと、走らなくていい安堵感。
もしかしたら私はずっと疲れていたのかも知れません。


7月末はようやくウォーキングを始めた時期。
肩が動くと痛いのでペットボトルを脇の下に挟んで動かないようにして、恐る々々歩き始めました。
最初はゆっくり氷川神社から大宮公園を30分程歩きました。

8月に入ると次第に距離を伸ばし、ウォーキングから競歩へ変えて行きました。
走れば60分程の、いつもの10㎞のランニングコースを歩くと80分掛かりました。
マダラっこしいけど痛みが強いので我慢するしかありませんでした。


今年は、4月に160㎞のトレイルレースに出て、7月の炎天下を100 km 走りました。
自転車で里山を駆け抜け、プールで泳ぐことができます。
いつもの夏に戻りました。

人生、何事もバランスが大事。
仕事や読書だけではなく、遊びの時間も自分を作ります。

街中や都会だけではなく緑の中で過ごす時間。
涼しく温かい快適な住環境での寛ぎとは真逆
暑い日差しと、緑の山で汗だくになって走り回る時間。

両極のまったく違う環境と時間。
全く違う刺激で私の脳は喜びます。


2020年はコロナでレースが消えてしまい、フルマラソン1レースのみ
2021年は腱板断裂で100㎞ウルトラマラソン1レースのみの参加でした。
こんな2年を過ごすと、今年初めはレースに出るのが面倒に感じるようになりました。

刺激のない環境、変化のない生活はすごく楽でした。
ドキドキワクワクが無い生活はダラケられます。

ところが4月にUTMF(富士山周囲158㎞のトレイルレース)が入っていたので、ハードな練習を始めると体と脳が目覚めます。
「これが普通なんだ。」と記憶が戻ります。
春夏秋冬の違う季節の中を走り回る生活。

『ランナーズ誌』今月号に『ランニング依存症』の記事がありました。
家族や人に迷惑をかけるほどのランニング・ライフはいけません。
しかし時間と仕事をやりくりし、完走するために必要な要素を考え、辛くても耐え抜く心。

こんな要素と刺激のある生活は確実に体と脳を若く保ちます。
前向きな発想と好奇心。
体に自信があるから臆する事無くやりたい事にチャレンジする。

歳を取っても若い時と同じように動けるカラダは人生2倍お得です。
動ける身体は本当に幸せだと心から思います。
この快適なバランス、やめられません。

【先週のトレーニング】
07/18(月):休 み
  19(火):ウエイトトレーニング
  20(水):休 み
  21(木):休 み
  22(金):休 み
  23(土):スイム:2.0㎞
  24(日):バイク:<黒山三滝>101㎞/3:58:00/平均時速25,5㎞/瞬間最高58,0㎞

ふく山接骨院のホームページ 【構造医学 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】
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