2014年9月25日、大宮総合病院から突然の電話。
看護師さん：「あなたは今、心筋梗塞の危険が非常に高いんです！
血液検査の結果『CK』という酵素の数値が異常に高く、通常の倍以上あります。
先日の人間ドックの結果は届いてますか？
…でしたらそれを持って、出来るだけ早くこちらへ来てください。」
土手の上→土手の下の木にタッチして登る
私の数値＜CK：543（正常値:50～200）＞
※CK(CPK)･クレアチンキナーゼ：骨格筋･心筋･平滑筋･脳細胞に多く含まれており、筋肉が収縮する際エネルギー代謝に関与する重要な酵素。
CKは細胞が障害されると血液中に流出し、高値の場合は心臓･筋肉･脳の障害が疑われます。
激しい運動によって数値が上がっても、通常3～4日で正常に戻る。
私：「クレアチニンキナーゼですか？」
看：「心当たりがあるんですか？」
私：「すみません。3週間前に山の中を3日間寝ないで走りました。
3週間経ったので、もう大丈夫かと思ったのですが。」
看：「そうなんですか。でもすぐ来てください。」
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先生「何か心当たりがあるんですか？」
私：「はい。3週間前にフランスの山の中を、168km寝ないで走りました。
3週間経ったので大丈夫だと思って人間ドックを受けました。」
先生「それは、もしかしたらTVでやってたアレですか？」
私：「はい。多分それだと思います。」
先生「そうなんですか。それなら仕方ないですね。本当に大丈夫ですね？」
私：「本当に大丈夫です。お騒がせしてすみません。」
2014年8/29～31に行われた『UTMB(ウルトラトレイル･ド･モンブラン:168km)』を
42時間52分で完走してから、3週間後の9/22に「人間ドック」を受けました。
そして、その三日後に検査した病院から電話があったという訳です。
その他以下の数値が異常でした。
・総蛋白 ：5,9［低い］(正常値：6,5～8,0)栄養状態の指標。体内の蛋白の総量。
・アルブミン：3,8［低い］(正常値：4,0～以上)肝臓で作られる蛋白質の一種。
・AST(GOT)： 35［高い］(正常値：～30以下)肝臓他に障害が起こると高値になる。
異常数値と当時54歳という年齢を考えて『心筋梗塞危険！』となったのでしょう。
3週間経っても身体はボロボロだという事がわかりました。
さすがに「2週間後にハセツネ（71,5㎞/24時間）走ります。」とは言えませんでした。
ちょうど今(8/29・日)『2021.UTMB』が行われています。
私は先週8/22(日)の『飯能アルプス44キロ走(11時間43分)』走りました。
この1週間、怠くてダルくて走る気が起きずダラけていました。
しかし、8/27(金)『2021.UTMB』がスタート！
みんな走ってるのに、私だけ休んでる訳には行かないでしょう。
という訳で今日(29日)、大宮第2公園の貯水池の土手を使ってトレイル練習をしました。
名付けて【地獄の公園トレイル】
☆土手の上の木→土手下の木・にタッチ→土手上の木・を回って→土手下の木…
を繰り返して貯水池を1周します。
この1周で5㎞、いつものルート10㎞を足して合計15㎞、で1時間57分。
たった2時間弱で、帰りはキロ8分程しか出せず、もう歩きたくて仕方ない。
何とか歩かず帰って来たけれど、まだ疲労が抜けてない事に気付きました。
正に、2014UTMBの時と同じ状態かも知れません。
こりゃあ、ちゃんと疲労抜きしないと10/9の『ハセツネ』がダメかも。
そうそう。2014のハセツネですが、最悪のボロボロでした。
前に後ろに10回以上転倒し、ゴールしたら泥だらけの血だらけ、13時間31分のワースト。
いつもは1回転倒するかしないかで、こんな事は初めて。
まだ疲労が抜けていない事を知りました。（11月のつくばでようやく抜けていました。）
皆さんも、激しいレースやトレーニングの後は十分休養を取ってご自愛ください。
【先週のトレーニング】
08/23(月)：休 み
24(火)：休 み
25(水)：休 み
26(木)：休 み
27(金)：ウエイトトレーニング（怠くて上がらず）
28(土)：バイク(ローラー台):100分／距離54,00㎞／平均時速:32,3㎞／瞬間最高時速:63,8㎞
29(日)：ラ ン：15,0㎞／1:57:33／7:48/㎞（脚重くて後半ダラダラ）
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【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】
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