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飯能アルプス11時間走・後編

トレイルランニング

[前編から続き]
6:30鎌北湖をスタートして約9時間。
西吾野駅手前の自販機で、エナジードリンクと麦茶を補充。
ドリンク補充しながら、食欲のない腹に無理やりカレーパン1個を入れます。

9時間、水分しか補給してないお腹はゴロゴロ言ってます。
西吾野駅(31,9㎞)のトイレでお腹バクハツ!「危なかったー。」
スッキリして高山不動(36,3㎞)を目指します。

登っていると、下ってきたトレ・ランナーが「これからですか?」と聞きます。
彼は西吾野駅からどこかへ登って、また西吾野駅へ戻る途中だったと思われます。
私が「鎌北湖へ戻って終わりです。」と答えたけれど、どんなコースだと思ったのか?

高山不動を上がって奥武蔵グリーンラインに出ると、帰り道のイメージになります。
草をかき分けて関八州見晴台(38,0㎞)に登って下りれば、黒山三滝へ向かう猿岩線に入ります。

                               高山不動

3:30ころ、日が傾きかけてきたので秋の気配を感じます。
黒山三滝へ降りるとまだ観光客が結構いるので、近寄らないように交わして走ります。
前回よりも1時間近く遅いと感じて焦るも体が動かず、平地でも摺り足でしか走れない。

顔振峠へ向かう途中の道路沿いに、『渋沢平九郎自決の地』の石碑に花が手向けてあります。
「ああ、渋沢栄一に弟が居たけど、ここで自害したのか…」と思いつつ通り過ぎます。

キツクて長い顔振峠を登り始めると、所々暗い場所が出始め日が沈み始めてると感じます。
あまりに長い登りに「いい加減にしてくれよ!」と思っても峠頂上のお茶屋に着かない。

ようやく顔振峠(40,2㎞/10時間31分/午後4:51)テッペンのお茶屋に着くと、
お店のおばあちゃん:「今日、平九郎さんが死ぬんだよ。」と。
私:「?」→「ああ、大河ドラマの話しね。」(そっかー今日亡くなるのか…)
おばあちゃん:「いっぱいお参りに来たよ。」と言ってました。

前回3月は10時間32分で鎌北湖にゴールしていたので、ここから1時間で行けるか。
山の日暮れは早い、できればヘッドライトを使わない内にゴールしたい。
ロードはできるだけ走り、トレイルの平地も転ばないよう注意して走ります。

笹郷(私の自転車練習の折り返しポイント)を通過すると、きついアップダウンが連なります。
木の根で危ない下りが終わると[←鎌北湖]の看板。

左折して長い下りが終わると、4㎞近くある湖畔のロード。
長くて嫌になるも、これが最後と全部走り通して無事に鎌北湖にゴール。

44,026㎞・11時間43分14・15:58/㎞

暑さ・練習不足と安全のため、3月の練習より1時間11分遅いタイムでした。
12時間近く走り切れたので、10/9・10の『ハセツネ』のベースができました。
後はレースの開催を祈るだけです。

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