google.com, pub-3494146941091336, DIRECT, f08c47fec0942fa0

槍ヶ岳を登りました№2

7/31・8/1・2(土日月)の三日間で、長野県の槍ヶ岳を初登頂しました。
メンバーは、我々夫婦とガイド役のイトーさんの3人。

8/1(日)14:15槍ヶ岳登頂を終えて、槍ヶ岳山荘へ戻ったのが14:30過ぎ。
今回のツアーの最大目標を終えて、山荘に入って荷物をほどきます。
シャワーも風呂も無いため、ベトベトの身体を濡れたタオルで拭きます。

ここで『大阪のオバちゃん10人組』様ご到着。
向かいの部屋に入った途端、フルスロットルでオバちゃんマシンガントーク全開。
今日の登山~日々の生活ネタまで、全館に響き渡る大声で怒涛のように喋るしゃべる!
「よく話す事があるなー。」と感心し、これが『大阪のオバちゃん』なんだと勉強させて頂きました。

さて5:45から夕食が始まり、私はビール500㎖を飲みました…悪魔のビールを

食事を終えて歯を磨きながら、ふと目にした張り紙には以下のような事が書かれていました。
[高山では就寝時に呼吸数が落ちて体調が崩れる事があるため、消灯時間まで出来るだけ起きていてください。症状を悪くするアルコールの摂取は、できるだけ控えてください。]

布団に入って雑談をしても、まだ8時前。(大阪のオバちゃん達は、何故か夕食後はスイッチOFF)
なんとか消灯時間の9時まで起きていようとするも、昨夜ほとんど寝てないため頭は朦朧状態。

同室のアルパインクライマーが、仲間にロープとカラビナの使い方をレクチャーし始める。
面白いので、許可を得て聞かせてもらい、いくつか質問させて頂きました。(ホントに彼らはスゴイ)

レクチャーが終わって横になると、どうやら私は寝てしまったようで…多分8:30くらい

目が覚めたのが午前1時過ぎ…
頭が割れるように痛む、両側のこめかみ~後頭部の激痛。
寝ても起きてもジッとしていられず、冷や汗が出てくる。
深呼吸を繰り返すが全く効果がない。これは高山病なのか?二日酔いなのか?
痛みが我慢できず、横になったり起き上がったりを何度繰り返した事か。

そうこうしてるうちに、アルパインクライマー達が静かに荷物をまとめて出て行く、午前3時。
午前4時、ご来光を見るため周りが起き始めてバタバタと準備を始める。
まだかなり強い頭痛があるものの、私も準備をする。
暗くて寒い外に出たのが4:45。

5時過ぎ、明るくなってくる。そして朝日が昇る。地球の自転を感じる。

5:20から朝食が始まるも、食欲は無くイトーさんに半分食べてもらう。
イトーさん曰く「食欲のない福山さん、始めて見ました。」
カミさんがくれたロキソニンを飲むと、10分で頭痛消失。(もっと早く欲しかった)

6:20、予定より40分早く下山開始。
美しく晴れた山を下りて行く。
小休止を取りつつ、6時間で上高地に下りてきました。(かなり速いそうです。)

お昼時の上高地は、おしゃれなリゾート客と登山者が入り混じっています。
貧乏性の私は思います。「自分はリゾートは無理。汗だくで山を登ったり走ったりがいいや。」

1:15のバス、上高地から『沢渡(さわんど)バスターミナル』に下りて、車に荷物を積んだら銭湯へ。
車で5分、ホテルの日帰り入浴、二日間の汗を流して帰路につきました。

天気に恵まれ、スリルと素晴らしい景色を堪能した槍ヶ岳登山でした。
素晴らしいガイドのイトーさんが誘ってくれなければ、生涯槍ヶ岳を登る事はなかったと思います。
イトーさん、本当にありがとう。

8/8の発表で『TJAR・トランス・ジャパン・アルプスレース』が台風9号のため中止になりました。
仲間も出ていましたので、とても残念です。
しかし、今年中国のトレイルレースでトップランナー20人が低体温症で亡くなった事例がありました。
主催者の方達の英断だったと思います。
選手の皆さん、ゆっくりお休みください。                 ~終わり~

コメント

タイトルとURLをコピーしました