9/7『佐渡国際トライアスロンAタイプ』に参加
swim4.0㎞/bike190㎞/run42.2㎞ <15時間30分制限>
この距離アイアンマン・ディスタンスは25年ぶり。
スイムスタートは朝6:00、天候曇り
1周2㎞の三角形を2周して4.0㎞泳ぐ。
強風高波の中、気が進まずノロノロ海に入る。
泳ぎ出すと、波で体がモワーと持ち上げられ落とされる。
時々ヘッドアップして目標のブイを確認する。
波の低い所でヘッドアップすると何も見えず、60〜70㎝の波が襲って来て水を飲む。
こんな中を4㎞も泳げるのだろうか?
僅か300mでリタイアが頭に浮かぶ。
前夜は怖くて眠れなかった。
理由の1つが『足の攣り』
最近、スイム練習中にふくらはぎの攣りが2度あった。
もし海で攣ったらリタイアになる。
できるだけ力を抜いて脚を使わない、体をローリングするためのキックに徹する。
一度砂浜に上がってからの2周目
強風で、波は更に高く1mほどの壁が襲いかかり、3回水を飲む。
沖方向へは、波に翻弄されてなかなか進まない。
一方、岸へは押されるので速く、水を飲まずに進める。
流されてコースミスしないよう注意して泳ぐ。
何とか1時間44分でスイムを上がる。
ホッとしつつ、フラフラしながらバイクパートへ。
眠れないもう一つの理由が、オレンジ色の尿(血尿)が出るほどの疲労。
8月のバイク練習107㎞の終盤、疲労と脚攣りでママチャリ速度しか出せなくなった。
もしバイク中に攣って、ママチャリ速度に落ちてしまったら完走できない。
この2週間、できるだけ疲れを抜くように過ごしてきた。
疲労を抜くサプリにも頼った。
でも、脚攣りは突然来る。
とにかく力を使わず、軽いギアをクルクル回して進む。
幸い、前半は追い風傾向で楽に進む。
登坂も踏み込まず『頑張らない』を貫く。
遅過ぎて、後続にポコポコ抜かれるが気にしない。
反面、両津市100㎞地点を超えても脚が軽い。
両津を越えて、すぐ雨が降り出す。
降ったりやんだり、時に豪雨が来る。
残り90㎞、行ける手応えを掴むが油断は禁物。
尾木161㎞地点〜の急坂も脚に余裕があり、先行車を10台以上抜く。
でも、うっかり踏むと攣るので、最後まで頑張らない。
しかし案の定、178㎞地点で大腿後面の筋肉を攣る。
バイクを止めてストレッチ、塩分を摂る。
ビクビクしながら残り12㎞を走り、190㎞を8時間24分で終了!

あと42.2㎞(10.5㎞✕4周)走れば終わる!
ここで初めて完走が見えてきた。
曇っているが、蒸し暑い
頭から水を被ってスタート。
一周のタイムを測ると1時間15分
え⁉4周で5時間!
歩いたら間に合わない!
でも、一発脚が攣ったら歩くことになる。
こりゃまずい!
気は焦るが、ランも頑張る訳にはいかない。
速度を上げたいが「攣るから攣るから」と唱えてゆっくり走る。
エイド毎に水と梅干し(Na・クエン酸)とバナナ(K)を摂って走り続ける。
最後まで速度も落ちず、脚も攣らず、無事42.2㎞を4時間58分で完走。
作戦成功!
制限時間の12分前
15時間18分15秒で完走
長い1日が終わった。
25年ぶりのアイアンマン・ディスタンスは凄まじかった。
タイムも、25年前より90分近く遅い。
それより、押さえて押さえての『守りのレース』は楽しくない。
昔は、より速くより前への『攻めのレース』だった。
私はかつて、最高峰のトライアスロン・レース
ハワイの『アイアンマン・ワールド・チャンピオンシップ』
の出場が夢だった。
★アイアンマン・ハワイ:1989年に1度だけ抽選で出場・完走している。
世界最高のレースだったので、実力での出場が夢だった。
しかし、今回の佐渡で今の実力を知った。
それより、余りにも辛かった。
これでアイアンマン・ディスタンス<S4.0㎞/B180㎞/R42.2㎞>を卒業する事にします。
でもトライアスロンは続けて行きます。
佐渡のレースを支えて下さった大会関係者、ボランティアの皆様
そして共に闘った選手の皆様、本当にありがとうございました。
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【先週のトレーニング】
9/01(月):ウエイトトレーニング
02(火):休 み
03(水):ラ ン:9.5㎞/1時間06分22・平均6:56/㎞
04(木):スイム:3㎞
05(金):休 み
06(土):休 み
07(日):【佐渡トライアスロン】15時間30分制限
S4.0㎞:1時間44分/B190㎞:8時間24分/R42.2㎞:4時間58分
トータル236㎞:15:18:15(差はトランジションタイム)
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